Q1 | 合氣道ってどんな武道ですか? |
A1 | 読んで字のごとく、氣を合わす道。つまり「相手と氣を合わす」=「相手と争わない」武道です。 合氣道の創始者「植芝盛平翁」は次のように言われています。 「合氣とは、敵をして戦う心無からしむ、否、敵そのものを無くする絶対的自己完成の道なり。」 |
Q2 | 合氣道って誰にでもできるんですか? |
A2 | はい。誰にでもできます。 特に私たちのやっている合氣道は、合氣道の開祖「植芝盛平翁」の高弟であった砂泊諴秀(かんしゅう)先生の流れを汲むものです。「呼吸力」=「相手と争わない境地に達して初めて発揮できる力」の探求を目指して日々心身の自己鍛錬を行っており、年齢、性別を問わず、誰にでもできる武道です。 |
Q3 | 合氣道って護身術にもなるんですか? |
A3 | はい、当然、武道ですから、一般にいう護身術として使えます。 しかし、私たちが求めているのは、「敵そのものを無くする絶対的自己完成の道」であり、いい意味での処世術=人生の護身術として心身の自己鍛錬を行っていくということの方が意義が大きいと思います。 |
Q4 | 合氣道は試合が無いと聞いていますが、本当ですか? |
A4 | はい、一般的に合氣道は試合を行いません。私たちの合氣道も試合はありません。 |
Q5 | 試合無しで、昇級・昇段はどのようになっているんですか |
A5 | 稽古日数などを基に昇級・昇段審査を行っています。
一般の部は5級から、学童部は10級から始まります。 |
Q6 | 普段の稽古ってどうやっているんですか? |
A6 | 見取り稽古と言われるもので、指導者がみんなの前で技をやって見せ、みんなはそれをまねて稽古します。 (芸事は何でも最初はまねからです。一度道場に見に来てください。) |
Q7 | 稽古は、誰が教えているのですか? |
A7 | 指導の責任者は、合気道暦35年以上で七段位の保有者です。 また常時5名ほどの有段者が指導に当たります。 |
Q8 | 合氣道は関節技と聞いていますが、骨折などの危険はないのですか? |
A8 | 関節技というのは誤解で、ほとんどありません。 極め技(相手を制して動けない状態に導く技)は、関節技(関節の曲がらない方向に極める技)ではなく、関節の曲がる方向に導いていき、限界点に達すると相手は自然と崩れざるを得ないという理法になっていますので、極め技によって骨折などをするということはほとんどありません。 |
Q9 | 運動(各種スポーツ、各種武道)の経験が無いのですが大丈夫でしょうか? |
A9 | 心配ありません。 合氣道は「武産合氣」(氣を合わせることこそが、あらゆる武道の根元であるという意味)と言われるように、人間の動きの一番根元的なことを探求する武道ですから、経験が無く白紙の状態の方がかえって先入観にとらわれずに良いかもしれません。 一番いい例が、学童部の子供達です。子供達の上達の早さは、目を見張るものがあります。上達するのに必要なものは、素直な気持ちと続けようという気持ちではないでしょうか。 |
Q10 | 稽古着は、どうすれば良いのでしょうか? |
A10 | 合氣道での稽古着は、柔道(または空手)の上下の稽古着に袴を付けるということになっています。 稽古着を付ける時期ですが、入門してこれだったら続けられそうだなと思ったらできるだけ早く購入されたほうが良いでしょう。 特に学童部などの子供達を見ておりますと、袴を付けたとたんに、人が変わったように稽古での動きが良くなることがよくあります。袴を付けたことによる自覚と自信の効果は想像以上のものがあるのです。 稽古着一式を揃えるための経費ですが、一般的なものならば2万円未満で揃えられると思います。 |