グレトル釣法の仕掛け 3/3 ページ
グレトル釣法の基本的な仕掛け(下の図)

グレ針(4〜6号) ハリス(2〜3号)約1.5m サルカン(18号) ウキ止めクッション(ゴム製)
フックサルカン(16号) シモリ玉(極小) 道糸ライン(3〜4号) ウキ止め
ウキ止め
ウキ止めは釣りの途中で、ズレることがよくあります。、時々位置を確認してください。
ウキ止めは細い糸の方が締まりがよく、緩みにくいのですが、反面、締めすぎると移動が困難に
なります。
もし、頻繁にズレるようでしたら、下記の図の様にしてみて下さい。ほとんどズレる事はないです。
(輪の中を2回くぐらせる。 道糸と同じ位の太さの糸を使う)
スナップサルカン
サルカンの環の部分を加工して、シモリ玉を省く。(下記の図)
消し込み時のシモリ玉の抵抗をなくす為です。
例えば、千枚通しのような硬いものを環の中に差し込んで、ペンチで締めて環をちいさくします。
シモリ玉
穴の大きさに注意、大小に分かれているので、穴の小さい方をウキ止めの方に来るように
セットします。
シモリ玉も消し込み時には水の抵抗がかかります。出来る限り小さいものを使ってください。
ウキ
グレ釣り仕掛けのウキには大きく分けて、ウキの中にラインを通す中通しタイプと、
フックサルカン等を使ってウキを取り付ける環付きタイプがあります。
最近の主流は中通しタイプです。 仕掛けがシンプルに見えてラインが絡み難いという、
イメージだと思います。
環付きタイプはフックサルカンを使う為、ウキの交換がワンタッチで出来る、とゆうことは
よく知られていますが、最大の特徴は、仕掛けを投げて、飛んで行く時のウキの状態です。
下の図 ウキが飛んで行く時の状態
中通しタイプが横向きに飛んで行くのに比べて、環付きタイプのウキは縦向き(トップを先)に
飛んで行きます。当然受ける空気抵抗が少なく、その分飛距離を伸ばせます。
向かい風になると、なおさらです。
ポイントが近く、遠くまで投げる必要がないときは、さほどの違いはないのですが、
最近の釣り場は殆どのところで、エサ盗りの増加に悩まされていると思います。
マキエを手前に打ってエサ盗りを集め、仕掛けを先に入れるという、このケースは多々
あるとおもいます。
環付きタイプのウキは重量はそのままで、最大径を小さくして、その分長さを長くくすれば
いい訳ですから、空気抵抗を少なくして、飛距離を伸ばせる訳です。
そうすることによって、消し込み時の水の抵抗も少なくなり、その分アタリが取り易いということになります。
釣り座の位置が低くかったり、マズメ時などの光線の具合で海面が光って、ウキが見えにくい時、
ウキのトップを水面より少し出した状態で使うと、見やすくなります。
環付きタイプは一見複雑そうに見えて、糸絡みするように思われがちですが、実際使ってみると
分かりますが、そのようなことは一切ありません。
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