思いやりのデザイン アップとルーズで伝える
考えと例 8時間(知・技①、読⑦)

指導目標 考えとそれを支える理由や事例との関係について理解することができる。(知・技(2)ア)
段落相互の関係に着目しながら、考えとそれを支える理由や事例との関係などについて、叙述を基に捉えることができる。(思・判・表C(1)ア)
接続する語句の役割、段落の役割について理解することができる。(知・技(1)カ)
文章を読んで理解したことに基づいて、感想や考えをもつことができる。(思・判・表C(1)オ)
学習活動 1
学習の見通しをもつ。
P53 を見て、題名やリード文から説明文を想像する。
学習課題を設定し、学習計画を立てる。
2
「思いやりのデザイン」を読み、筆者の考えを捉えて自分の考えをもつ
筆者の考えとその示し方を確かめ、例を対比することでどんなことが分かるかを考える。
筆者の考えに対する自分の考えをまとめる。
3 「アップとルーズで伝える」を読み、「問いをもとう」「目標」を基に学習の見通しをもつ。
4
段落どうしの関係を考える。
段落と写真の対応関係を考える。
筆者の考えが書かれた文章を見つける。
筆者の考えがどのように伝えられているかをつかむ。
P65「考えと例」を参考にしながら、それぞれの段落どうしの関係を捉える。 
5
「アップ」と「ルーズ」をどのように対比しながら説明しているかを捉える。
「アップ」と「ルーズ」を対比して説明することのよさについて考え、話し合う。
6
筆者の考えに対する自分の考えをもつ。
自分が何かを伝える場面を思い浮かべながら考え、本文を一部引用しながら自分の考えをまとめる。
7 「アップとルーズで伝える」ということについて考えたことを発表する。
8
「ふりかえろう」で単元の学びを振り返るとともに、「たいせつ」「いかそう」で身につけた力を押さえる。
「この本、読もう」で読書を広げる観点を確かめる。
たいせつ 筆者の考えののべ方をとらえる
考えをのべた文章では、初めにのべた考えが、終わりでくり返されることが多い。
どのような具体例をあげて考えをのべているかなど、段落どうしの関係をたしかめ、筆者の考えをたしかめ、筆者の考えをとらえる。
評価規準 知技
接続する語句の役割、段落の役割について理解している。((1)カ)
考えとそれを支える理由や事例など情報と情報との関係について理解している。((2)ア)
思判表
「読むこと」において、段落相互の関係に着目しながら、考えとそれを支える理由や事例との関係などについて、叙述を基に捉えている。(C(1)ア)
「読むこと」において、文章を読んで理解したことに基づいて、感想や考えをもっている。(C(1)オ)
態度 考えとそれを支える理由や事例などの関係について理解することに粘り強く取り組み、学習の見通しをもって、自分の考えを伝え合おうとしている。
この本読もう 〈「人に伝える」ということについて、本を読んで考えを深めましょう〉
書名 著作者名 出版社 ISBN
絵くんとことばくん 天野 祐吉   福音館書店  9784834021363
達人に学ぶコミュニケーション 4.表現の極意 NHK「伝える極意」制作班 編 汐文社 9784811386164
世界を変える デザインの力② 伝える ナガオカ ケンメイ 監修 教育画劇 9784774617107