「考える」とは
6時間(読⑥)

指導目標 文章の構成や展開、文章の種類とその特徴について理解することができる。(知・技(1)カ)
文章を読んで理解したことに基づいて、自分の考えをまとめることができる。(思・判・表C(1)オ)
文章を読んでまとめた意見や感想を共有し、自分の考えを広げることができる。(思・判・表C(1)カ)
思考に関わる語句の量を増し、話や文章の中で使うことができる。(知・技(1)オ)
学習活動 1
学習の見通しをもつ。
P205 を見て、「考える」とは何かを考える。
教材文を読み、「問いをもとう」「目標」を基に学習課題を設定し、学習計画を立てる。
2
それぞれの文章で筆者が最も伝えたいことを考える。
筆者が最も伝えたいことが書かれている叙述を探す。
それぞれの筆者が「考える」ことをどのように捉えているかを短い文で表す。
3
筆者がどのように自分の考えを伝えようとしているか、文章の特徴を明らかにする
論の展開のしかたや構成、事例に着目する。
P212「言葉に着目しよう」を参考に、筆者の書き方の特徴が表れている言葉や表現を見つける。
4
三つの文章を読み、心に残ったことや気づいたことなどをノートにまとめる。
特に印象に残ったこと、自分の知識や経験と比べて気づいたこと、自分の考えとの共通点や相違点などを基にして書く。
「考える」ということに対する最終的な考えを書き残す。
5 グループで考えを伝え合い、自分の考えを広げたり深めたりする。
6
学習を振り返る。
「ふりかえろう」で単元の学びを振り返るとともに、「たいせつ」「いかそう」で身につけた力を押さえる。
「この本、読もう」で読書への意欲をもつ。
評価基準 知技
思考に関わる語句の量を増し、話や文章の中で使っている。((1)オ)
文章の構成や展開、文章の種類とその特徴について理解している。((1)カ)
思判表
「読むこと」において、文章を読んで理解したことに基づいて、自分の考えをまとめている。(C(1)オ)
「読むこと」において、文章を読んでまとめた意見や感想を共有し、自分の考えを広げている。(C(1)カ)
粘り強く文章を読んで理解したことに基づいて自分の考えをまとめ、学習課題に沿って考えたことを伝え合おうとしている。
この本読もう 〈「考える」ことについて、もっと考えたり、いろいろな人の考えを知ったりすることができる本です。〉
書名 著作者名 出版社 ISBSN
子どもの哲学 考えることをはじめた君へ 河野 哲也 /ほか 毎日新聞出版 9784620323497
考える練習をしよう  マリリン=バーンズ 晶文社  9784794968937
こども哲学 知るって、なに?  オスカー=ブルニフィエ 朝日出版社 9784255011738
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