| 指導目標 |
◎ |
文章を読んでまとめた意見や感想を共有し、自分の考えを広げることができる。(思・判・表C(1)カ) |
| ○ |
比喩や反復などの表現の工夫に気づくことができる。(知・技(1)ク) |
| ○ |
人物像や物語などの全体像を具体的に想像したり、表現の効果を考えたりすることができる。(思・判・表C(1)エ) |
| 学習活動 |
1 |
| 学習の見通しをもつ。 |
| ・ |
P231 を見て、物語の内容を想像する。 |
| ・ |
教材文を読んで、「問いをもとう」「目標」を基に学習課題を設定し、学習計画を立てる。 |
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| 2 |
| 物語の構成と内容を確かめる。 |
| ・ |
場面や出来事、「太一」と他の登場人物との関係を捉える。 |
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| 3 |
| 周囲の人物との関わりが、「太一」の生き方や考え方にどのような影響を与えたのか読み深める。 |
| ・ |
P245「選んで読み深めよう」から観点を一つ選び、選んだ観点を基に、周囲の人物の行動や会話に着目し、「太一」がそれをどのように受け止めたかを考える。 |
| ・ |
着目した観点が同じ人や違う人と考えを伝え合い、考えを深める。 |
| ・ |
「太一」の考える「本当の一人前の漁師」とは、どんな漁師かを想像する。 |
| ・ |
「太一」が瀬の主を打たなかった理由や、題名でもある「海の命」が表すものについて考えを交流する。 |
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| 4 |
| 自分の考えをまとめる。 |
| ・ |
「海の命」とは何かを考え、まとめる。 |
| ・ |
それぞれの人物の生き方と、それに対する自分の考えをまとめる。 |
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| 5 |
| 考えたことをグループで伝え合う。 |
| ・ |
P309「言葉の宝箱」を活用するとよい。 |
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| 6 |
| 学習を振り返る。 |
| ・ |
「ふりかえろう」で単元の学びを振り返るとともに、「たいせつ」「いかそう」で身につけた力を押さえる。 |
| ・ |
「この本、読もう」で読書への意欲をもつ。 |
| たいせつ |
| 人物の生き方に着目して読み、考えを広げる |
| 次のことに気をつけて、読んだ人どうしで語り合うと、その作品に対する考えや、人物の生き方ついての考えが広がる。 |
| ○ |
中心となる人物が、周囲の人物からどのようなえいきょうを受けたか。 |
| ○ |
人物の考え方や生き方を通して、読者にうったえかけてくるものは何か。 |
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| 出典 |
「海のいのち」立松和平/作(ポプラ社) |
| 評価基準 |
知技 |
比喩や反復などの表現の工夫に気づいている。((1)ク) |
| 思判表 |
| ・ |
「読むこと」において、人物像や物語などの全体像を具体的に想像したり、表現の効果を考えたりしている。(C(1)エ) |
| ・ |
「読むこと」において、文章を読んでまとめた意見や感想を共有し、自分の考えを広げている。(C(1)カ) |
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| 態 |
積極的に文章を読んでまとめた意見や感想を共有し、学習の見通しをもって人物の生き方と、それに対する自分の考えを話し合おうとしている。 |
| この本読もう |
〈本を読んで、さまざまな人物や、その考え方、生き方にふれましょう。〉
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