海の命
6時間(読⑥)
指導目標 文章を読んでまとめた意見や感想を共有し、自分の考えを広げることができる。(思・判・表C(1)カ)
比喩や反復などの表現の工夫に気づくことができる。(知・技(1)ク)
人物像や物語などの全体像を具体的に想像したり、表現の効果を考えたりすることができる。(思・判・表C(1)エ)
学習活動 1
学習の見通しをもつ。
P231 を見て、物語の内容を想像する。
教材文を読んで、「問いをもとう」「目標」を基に学習課題を設定し、学習計画を立てる。
2
物語の構成と内容を確かめる。
場面や出来事、「太一」と他の登場人物との関係を捉える。
3
周囲の人物との関わりが、「太一」の生き方や考え方にどのような影響を与えたのか読み深める。
P245「選んで読み深めよう」から観点を一つ選び、選んだ観点を基に、周囲の人物の行動や会話に着目し、「太一」がそれをどのように受け止めたかを考える。
着目した観点が同じ人や違う人と考えを伝え合い、考えを深める。
「太一」の考える「本当の一人前の漁師」とは、どんな漁師かを想像する。
「太一」が瀬の主を打たなかった理由や、題名でもある「海の命」が表すものについて考えを交流する。
4
自分の考えをまとめる。
「海の命」とは何かを考え、まとめる。
それぞれの人物の生き方と、それに対する自分の考えをまとめる。
5
考えたことをグループで伝え合う。
P309「言葉の宝箱」を活用するとよい。
6
学習を振り返る。
「ふりかえろう」で単元の学びを振り返るとともに、「たいせつ」「いかそう」で身につけた力を押さえる。
「この本、読もう」で読書への意欲をもつ。
評価基準 知技 比喩や反復などの表現の工夫に気づいている。((1)ク)
思判表
「読むこと」において、人物像や物語などの全体像を具体的に想像したり、表現の効果を考えたりしている。(C(1)エ)
「読むこと」において、文章を読んでまとめた意見や感想を共有し、自分の考えを広げている。(C(1)カ)
積極的に文章を読んでまとめた意見や感想を共有し、学習の見通しをもって人物の生き方と、それに対する自分の考えを話し合おうとしている。
この本読もう 〈本を読んで、さまざまな人物や、その考え方、生き方にふれましょう。〉
書名 著作者名 出版社 ISBSN
モギ ちいさな焼きもの師 リンダ=スー=パーク あすなろ書房 9784751521946
奮闘するたすく まはら 三桃 講談社 9784062832458
サンドイッチクラブ 長江 優子 岩波書店 9784001160246
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