やまなし
【資料】イーハトーヴの夢
8時間(読⑧)

指導目標 比喩や反復などの表現の工夫に気づくことができる。(知・技(1)ク)
物語の全体像を具体的に想像したり、表現の効果を考えたりすることができる。(思・判・表C(1)エ)
文章の構成や展開、文章の種類とその特徴について理解することができる。(知・技(1)カ)
学習活動 1
学習の見通しをもつ。
P111 を見て、物語の内容を想像する。
教材文を読み、「問いをもとう」「目標」を基に学習課題を設定し、学習計画を立てる。
2
「やまなし」の作品世界を捉える
二枚の青い幻灯に描かれた谷川の風景が分かる言葉や文を探す。
資料「イーハトーヴの夢」を読み、宮沢賢治の生き方や考え方について感想を伝え合う。
3
「やまなし」の作品世界を読み深める。
作者の独特な表現に着目し、心を引かれる表現から情景を豊かに想像する。
かに、水や光、上から来たものについて、「五月」と「十二月」の場面で使われている言葉に着目して対比する。
作者がなぜ「十二月」にしか出てこない「やまなし」を題名にしたのかを考える。
4
作者が作品に込めた思いを考える。
P133「考えをまとめるとき」を参考に、自分の考えを文章にまとめる。
5
書いた文章を読み合い、感想を交流する。
友達の考えと同じところや違うところ、「いいな。」と思ったところなどを伝え合う。
6
学習を振り返る。
「ふりかえろう」で単元の学びを振り返るとともに、「たいせつ」「いかそう」で身につけた力を押さえる。
P134「この本、読もう」で読書への意欲をもつとともに、P266「物語の世界を作る表現」で表現や構成に着目して本を読むことへの意欲を高める
評価基準 知技
文章の構成や展開、文章の種類とその特徴について理解している。((1)カ)
比喩や反復などの表現の工夫に気づいている。((1)ク)
思判表 「読むこと」において、物語の全体像を具体的に想像したり、表現の効果を考えたりしている。(C(1)エ)
粘り強く物語の全体像を具体的に想像したり、表現の効果を考えたりして、学習の見通しをもって作品世界について考えたことを伝え合おうとしている。
この本読もう 〈表現や構成に着目し、作者がえがく作品の世界を味わってみましょう。〉
書名 著作者名 出版社 ISBSN
北風のわすれたハンカチ 安房 直子  偕成社 9784035512103
今江 祥智 BL出版 9784776400165
わらぐつのなかの神様 杉 みき子 岩崎書店 9784265085057
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