指導目標 |
◎ |
情報の信頼性の確かめ方を理解し使うことができる。(知・技(2)イ) |
◎ |
自分の立場や考えを明確にし、相手を説得できるように論理の展開などを考えて、話の構成を工夫することができる。(思・判・表A(1)イ) |
◎ |
場の状況に応じて言葉を選ぶなど、自分の考えがわかりやすく伝わるように表現を工夫することができる。(思・判・表A(1)ウ) |
◎ |
言葉がもつ価値を認識するとともに、読書を通して自己を向上させ、我が国の言語文化に関わり、思いや考えを伝え合おうとする。(学びに向かう力、人間性等) |
★ |
提案や主張など自分の考えを話したり、それらを聞いて質問したり評価などを述べたりする。(思・判・表A(2)ア) |
「目標」や「学習の見通しをもとう」で本教材のねらいを確認し、学習の見通しをもつ。 |
学習活動 |
1 |
話題を決め、情報を集める。 |
・ |
社会生活の中から話題を選ぶ。 |
→ |
P262資「発想を広げる」 |
→ |
二次元コード「表現テーマ例集」 |
・ |
話題に関する情報を、信頼性を確かめながら集め、取捨選択する。 |
→ |
P84「情報整理のレッスン 情報の信頼性」 |
|
2 |
話の構成を考える。 |
・ |
聞き手の立場や関心などを踏まえ、どういう展開で話せば説得できるかを考えながら構成を練る。 |
・ |
構成メモを作り、友達と助言し合う。 |
◇ |
話の構成や表現を工夫する際のポイントや、評価規準などをまとめたワークシートを用意して参考にさせてもよい。 |
→ |
P33カギ「相手を説得するために構成を工夫する」 |
→ |
P260資「『学びのカギ』一覧」(話す聞く) |
→ |
二次元コード「学びの地図」 |
→ |
P34言の葉 |
|
3 |
スピーチの会を開く。 |
・ |
状況に応じた表現を工夫しながら、2~3分でスピーチをする(録画する)。 |
→ |
二次元コード「スピーチをする」 |
→ |
P337資「ICT活用のヒント」 |
→ |
P35「達人からのひと言」 |
・ |
聞き手は感想や質問を伝える。 |
◇ |
評価規準などをまとめたワークシートを用意して参考にさせてもよい。 |
→ |
P29「意見を聞き、適切さを判断する」 |
|
4 |
交流する。 |
・ |
録画したものを見返し、構成や話し方について、よい点や改善点を伝え合う。 |
|
5 |
学習を振り返る。 |
・ |
どのような方法で、情報の信頼性を確かめたかを挙げる。 |
・ |
話の構成や表現の中で、相手を説得できるように工夫したのはどの部分か、自分の言葉でまとめる。 |
・ |
友達のスピーチを聞き、説得力という観点で、今後に生かしたいと思ったことを挙げる。 |
◇ |
P32「生かす」を読み、学んだことを今後どのように生かしていきたいかを考えさせるとよい。 |
|
評価規準 |
知
・
技 |
情報の信頼性の確かめ方を理解し使っている。((2)イ) |
→ |
情報の発信者・出典、調査方法、情報の数などが適切か確認して、必要な情報を集めている。 |
|
思
・
判
・
表 |
・ |
「話すこと聞くこと」において、自分の立場や考えを明確にし、相手を説得できるように論理の展開などを考えて、話の構成を工夫している。(A(1)イ) |
→ |
興味を引く導入や明確な主張、聞き手が納得できる根拠や提案の設定、適切な説明の順序などを考えて、話を構成している。 |
・ |
「話すこと聞くこと」において、場の状況に応じて言葉を選ぶなど、自分の考えがわかりやすく伝わるように表現を工夫している。(A(1)ウ) |
→ |
聞き手の興味を引く問いかけや強調表現を取り入れたり、聞き手の反応に応じて話の内容を補足したりするなど、工夫して話している。 |
|
態 |
相手を説得できるように粘り強く論理の展開などを考えて話の構成を工夫し、学習の見通しをもって自分の考えを伝えようとしている。 |
|