写真撮影 2008年04月20日
2008年4月20日(日)に長崎県地学会の観察会に参加し,雲仙火山の溶岩ドームに行ってきました.ここは警戒区域に指定されているのでふだんは入ることができませんが,当日は学術調査の目的で許可を受けて登頂しました(事前に参加者名簿を島原市・雲仙市の各役所,警察に提出してあります).溶岩ドームの斜面や噴気孔,溶岩尖塔や湧き出し口を至近距離で観察できました.そのときに撮影した写真を紹介します.
出発前のミーティング(仁田峠)長崎県地学会の会員は雲仙ゴルフ場そばの駐車場で集合し,3台の車に分乗し,仁田峠(にたとうげ)にあがりました.そこで,国土交通省や島原市役所の人と合流して,出発前のミーティングをおこない,行程の説明や注意事項を聞きました. | |
いよいよ出発ミーティングがおわって,総勢25名で出発です.写真は仁田峠から薊谷(あざみだに)に向かう登山道を歩いているところです. | |
薊谷で休憩薊谷で休憩です.ここから先は上り坂が続いて暑くなるので,衣服の調整をおこないました. | |
紅葉茶屋の手前で休憩薊谷から紅葉茶屋(もみじぢゃや)までの登山道は急な上り坂が続くので,途中で休憩しました. | |
立ち入り禁止の看板看板が立てられています.警戒区域であることが書かれています.ここは,妙見岳・普賢岳・薊谷の3方につながる登山道の分岐点にあたり,この看板(厳密にはロープの手前)までは一般登山者も来ることができます. | |
いよいよ警戒区域に入山噴火前はここから風穴(かざあな)・鳩穴(はとあな)に向かう登山道がありました.2008年4月現在,この登山道は警戒区域になっているため,閉鎖されています.入り口には2重にロープが張られています.数十m奥にはもうひとつロープと立ち入り禁止の看板があり,ゲートが設けられています.ゲートには扉がついており,ふだんは施錠されています. ここから先は危険なため,行列の先頭と後尾に無線機をもった人がついて,たがいに連絡をとりあいながら,ゆっくりと前進しました.正式の許可を受けているとはいえ,ものものしい雰囲気で,さすがに緊張が高まりました. |