未来につなぐ工芸品
工芸品のみりょくを伝えよう
12 時間(書⑥、読⑥)

指導目標 事典の使い方を理解し使うことができる。(知・技(2)イ)
自分の考えとそれを支える理由や事例との関係を明確にして、書き表し方を工夫することができる。(思・判・表B(1)ウ)
目的を意識して、中心となる語や文を見つけて要約することができる。(思・判・表C(1)ウ)
幅広く読書に親しみ、読書が、必要な知識や情報を得ることに役立つことに気づくことができる。(知・技(3)オ)
学習活動 1
学習の見通しをもつ。
P47 を見て、題名やリード文から工芸品に対するイメージを広げる。
教材文を読み、「問いをもとう」「目標」を基に学習課題を設定し、学習計画を立てる。
2
中心となる語や文を見つけて要約する。
筆者の伝えたいことは何かを考えながら読み、文章の構成を捉える。
筆者の思いとそれを支える理由や事例がどのように述べられているかを確かめる。
まとまりごとに中心となる語や文を確かめ、それを用いて文章全体を200 字以内で要約する。その際、上P90「要約するとき」を参考にするとよい。
要約した文章を読み合い、要約のしかたについて気づいたことを伝え合う。 
3 工芸品や筆者の考えについて考えたことを、ノートにまとめる。
4 要約した文章を使いながら、考えたことを伝え合う。
5
工芸品に関する資料や図鑑を読み、内容を友達に伝える。
「たいせつ」で身につけた力を押さえる。
6
工芸品についてのリーフレットを作る流れを確かめる。
P56「問いをもとう」「目標」を基に、見通しをもつ。
7
選んだ工芸品について詳しく調べ、分かったことを書き出す。
目的に応じて本や資料を選んで読み、分かったことを書き出して、整理する。
8
組み立てと資料の使い方を考える。
P58-59 の作例を読み、資料の使い方や参考図書の示し方等、リーフレットの書き方のよさを見つけ、自分の書く文章の組み立てや資料の使い方を考える。
9
考えた組み立てに沿って文章を書く。
表紙や裏表紙を作って仕上げる。
元になる資料や事典の文章を読み返し、自分が伝えたいことの中心となる語や文が含まれているかを確かめる。
10 完成したリーフレットを読み合い、感想を伝え合う。 
11
学習を振り返る。
「たいせつ」「いかそう」で身につけた力を押さえる。
「ふりかえろう」で単元全体の学びを振り返る。
評価規準 知技
事典の使い方を理解し使っている。((2)イ)
幅広く読書に親しみ、読書が、必要な知識や情報を得ることに役立つことに気づいている。((3)オ)
思判表
「書くこと」において、自分の考えとそれを支える理由や事例との関係を明確にして、書き表し方を工夫している。(B(1)ウ)
「読むこと」において、目的を意識して、中心となる語や文を見つけて要約している。(C(1)ウ)
態度 積極的に、中心となる語や文を見つけて要約したり、自分の考えとそれを支える理由や事例との関係を明確にして、書き表し方を工夫したりして、学習の見通しをもって、調べて分かったことをまとめて書こうとしている。
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書名 著作者名 出版社 ISBN 
子どものためのニッポン手仕事図鑑 大牧 圭吾 監修  オークラ出版  9784775526941
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自然の材料と昔の道具1 竹でつくる 深光 富士男 著 さ・え・ら書房 9784378024516
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2 紙すき(小川和紙)
3 曲げわっぱ(大館曲げわっぱ)
伝統工芸の名人に会いに行く/岩崎書店 (電子書籍なし)     4 ふで(奈良筆)
  5 ガラス(吹きガラス)
  6 うるしの器(浄法寺うるし)
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