ごんぎつね
【コラム】言葉を分類しよう
12 時間(知・技①、読⑪)
指導目標 言葉には性質による語句のまとまりがあることを理解し、語彙を豊かにすることができる。(知・技(1)オ)
文章を読んで理解したことに基づいて、感想や考えをもつことができる。(思・判・表C(1)オ)
登場人物の気持ちの変化や性格、情景について、場面の移り変わりと結び付けて具体的に想像することができる。(思・判・表C(1)エ)
学習活動   1
扉の詩・目次・「国語の学びを見わたそう」を読み、下巻の国語の学習を見通す。
P6「どうやって学んでいくのかな」を基に、学習の進め方を確かめる。
2
学習の見通しをもつ。
P13 で題名やリード文から物語を想像する。
教材文を読み、「問いをもとう」「目標」を基に、学習課題を設定し、学習計画を立てる。
初読の感想を書き留めておく。
3
登場人物に焦点を当てて読み、登場人物の行動や気持ちを確かめる。
登場人物の言動から、その人物の性格や境遇、気持ちを考える。
4
登場人物の気持ちの変化を捉える。
情景から、人物の様子、気持ちを考える。
場面と場面を結び付けたり比べたりして、登場人物の気持ちの変化を考える。
登場人物の気持ちの変化を基に、物語の結末についての感想をまとめる
書いた感想をグループで読み合う。
新たに考えたことや思ったことを書き加える。
学習を振り返る。
「ふりかえろう」で単元の学びを振り返るとともに、「たいせつ」「いかそう」で身につけた力を押さえる。
「この本、読もう」を読み、新美南吉について知ったり、読みたい本を見つけたりする。
単元で身につけた力をいかして、P150「手ぶくろを買いに」を読むことを確かめる。
P35「言葉を分類しよう」を読む。
性質による言葉の分類があることに気づく。
物語を読み返して、言葉の働きや使い方を確かめる。
評価規準 知技 言葉には性質による語句のまとまりがあることを理解し、語彙を豊かにしている。((1)オ)
思判表
「読むこと」において、登場人物の気持ちの変化や性格、情景について、場面の移り変わりと結び付けて具体的に想像している。(C(1)エ)
「読むこと」において、文章を読んで理解したことに基づいて、感想や考えをもっている。(C(1)オ)
態度 進んで、文章を読んで理解したことに基づいて感想をもち、学習の見通しをもって、物語の結末についての感想を書こうとしている。
この本読もう
書名 作者名 出版社 ISBN
花のき村と盗人たち  新美 南吉  小学館  9784097278511
でんでんむしのかなしみ 新樹社 9784787586193
おじいさんのランプ 小峰書店 9784338200066
おすすめ 『ごんぎつね』の絵本は、たくさん出版されていますが、おすすめはこれです。児童文学研究家の鳥越信さんは『太陽』の中で「最もよく作品を理解していると感じた」と書いています。
書名 作者名 出版社 ISBN
ごんぎつね 新美 南吉  偕成社 9784039632708
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