見立てる/言葉の意味が分かること
【情報】原因と結果 7時間(知・技①、読⑥)
指導目標
原因と結果など情報と情報との関係について理解することができる。(知・技(2)ア)
事実と感想、意見などとの関係を叙述をもとに押さえ、文章全体の構成を捉えて要旨を把握することができる。(思・判・表C(1)ア)
文の中での語句の係り方や語順、文と文との接続の関係、話や文章の構成や展開、話や文章の種類とその特徴について理解することができる。(知・技(1)カ)
文章を読んで理解したことにもとづいて、自分の考えをまとめることができる。(思・判・表C(1)オ)
学習活動
  
1
学習の見通しをもつ 
P51 を見て、これから学習する文章についてのイメージをもつ。
学習課題を設定し、学習計画を立てる。
2 「見立てる」を読み、事例や段落構成に着目して筆者の主張を見つけて、自分の考えを伝え合う。
3
「言葉の意味が分かること」を読み、筆者の主張を見つける。
教材文を読み、「問いをもとう」「目標」を基に学習の見通しをもつ。
文章を「初め」「中」「終わり」に分けて、各段落の内容を捉え、文章構成と内容を確かめる。
4 文章の要旨を150字以内でまとめる。
5 文章構成事例の挙げ方、原因と結果の関係、事例と筆者の考えの結び付きなどを確かめる。
6
筆者の考えと、その考えを分かりやすく伝える表現の工夫を見つけて、自分の考えをまとめる。
共感できる点や疑問に思う点など、自分の感じたことを手がかりにする。
自分の経験や体験、既有の知識とつなげる。
7
自分の考えを伝え合う。
筆者の考えに触れながら、文章から読み取れる筆者の考えに対する自分の考えを話す。
8  P63 を読み、「原因と結果」の結び付きを意識して、話したり書いたりすることを確認する。 
9
学習を振り返る。
「ふりかえろう」で単元の学びを振り返るとともに、「たいせつ」「いかそう」で身につけた力を押さえる。
「この本、読もう」で言語や文化の関わりについて書かれた本について知り、読書の幅を広げる。
出典 「見立てる」野口廣/作(書き下ろし)
「言葉の意味がわかること」今井むつみ/作(書き下ろし)
評価規準
知技
文の中での語句の係り方や語順、文と文との接続の関係、話や文章の構成や展開、話や文章の種類とその特徴について理解している。((1)カ)
原因と結果など情報と情報との関係について理解している。((2)ア)
思判表
「読むこと」において、事実と感想、意見などとの関係を叙述を基に押さえ、文章全体の構成を捉えて要旨を把握している。(C(1)ア)
「読むこと」において、文章を読んで理解したことに基づいて、自分の考えをまとめている。(C(1)オ)
態度 粘り強く文章全体の構成を捉えて要旨を把握し、学習課題に沿 って、考えたことを伝え合おうとしている。
この本読もう  〈言葉の特徴や、さまざまな言語・文化の関わりについて書かれた本です。〉
書名 著作者名 出版社名 ISBN
それ日本と逆!? 文化のちがい 習慣のちがい 第2期② 須藤 健一 監修 学研プラス 9784055012225
玉川百科こども博物誌 ことばと心 小原 芳明 監修 玉川大学出版部 9784472059827
世界のあいさつことば学「こんにちは」「がんばれ」「ありがとう」など 稲葉 茂勝 著 今人舎 9784905530619
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算数文章題が解けない子どもたち 今井むつみ 岩波書店 9784000054157