指導目標 |
◎ |
比喩や反復などの表現の工夫に気づくことができる。(知・技(1)ク) |
◎ |
目的や意図に応じて簡単に書いたり詳しく書いたりするとともに、事実と感想、意見とを区別して書いたりするなど、自分の考えが伝わるように書き表し方を工夫することができる。(思・判・表B(1)ウ) |
◎ |
目的に応じて、文章と図表などを結び付けるなどして必要な情報を見つけたり、論の進め方について考えたりすることができる。(思・判・表C(1)ウ) |
○ |
日常的に読書に親しみ、読書が、自分の考えを広げることに役立つことに気づくことができる。(知・技(3)オ) |
○ |
事実と感想、意見などとの関係を叙述を基に押さえ、文章全体の構成を捉えて要旨を把握することができる。(思・判・表C(1)ア) |
学習活動 |
1 |
学習の見通しをもつ。 |
・ |
P155 を見て、「鳥獣戯画」や日本文化について知っていることを出し合う。 |
・ |
学習課題を設定し、学習計画を立てる。 |
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2 |
「『鳥獣戯画』を読む」を読む。 |
・ |
教材文を読み、「問いをもとう」「目標」を基に学習の見通しをもつ。 |
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3 |
絵と文章を照らし合わせながら読み、内容を捉える。 |
4 |
筆者のものの見方や、それを伝えるための工夫について気づいたことをまとめる |
・ |
「絵」と「絵巻物」に対する筆者の評価が分かる表現を見つける。 |
・ |
P164「筆者の工夫について考えるための観点の例」を参考に、論の展開、表現の工夫、絵の示し方という点から、自分の評価を伝えるための、筆者の工夫について気づいたことを書き出す。 |
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5 |
筆者の工夫の中で、特に効果的だと思った点を、理由とともにまとめ、グループで報告し合う。 |
出典 |
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6 |
学校図書館などで、日本文化について書かれた本を読み、友達と感想を伝え合う。 |
・ |
内容だけでなく、説明のしかたや資料の使い方などにも着目する。 |
・ |
「たいせつ」で身につけた力を押さえる。 |
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7 |
「発見、日本文化のみりょく」の学習の見通しをもつ。 |
・ |
本を読んで興味をもった日本文化を、想起する。 |
・ |
「問いをもとう」「目標」を基に、見通しをもつ。 |
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8 |
題材を決めて、情報を集める。 |
・ |
興味をもった日本文化について調べる。 |
・ |
集めた情報は、P311「図を使って考えよう」を参考に、図や表に整理する。 |
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9 |
文章の構成を考える。 |
・ |
P167「文章の構成を考えるときは」を参考に、いちばん伝えたいことが効果的に伝わる構成を考える。 |
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10 |
日本文化のよさを伝える文章を書く。 |
・ |
P168 の作例や、P169 の二次元コードから見られる作例(全文)を読んで、高橋さんの文章の工夫を見つけ、自分の文章にいかす。 |
・ |
P168「よさを伝える文章を書くときは」を参考に、簡単に書く部分と詳しく書く部分を明確にしたり、伝えたいことに合った言葉を用いたりする。 |
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11 |
書いた文章を友達と読み合う。 |
12 |
学習を振り返る。 |
・ |
「ふりかえろう」で単元の学びを振り返るとともに、「たいせつ」「いかそう」で身につけた力を押さえる。 |
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評価基準 |
知技 |
・ |
比喩や反復などの表現の工夫に気づいている。((1)ク) |
・ |
日常的に読書に親しみ、読書が、自分の考えを広げることに役立つことに気づいている。((3)オ) |
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思判表 |
「書くこと」において、目的や意図に応じて簡単に書いたり詳しく書いたりするとともに、事実と感想、意見とを区別して書いたりするなど、自分の考えが伝わるように書き表し方を工夫している。(B(1)ウ) |
・ |
「読むこと」において、事実と感想、意見などとの関係を叙述を基に押さえ、文章全体の構成を捉えて要旨を把握している。(C(1)ア) |
・ |
「読むこと」において、目的に応じて、文章と図表などを結び付けるなどして必要な情報を見つけたり、論の進め方について考えたりしている。(C(1)ウ) |
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態 |
粘り強く表現の工夫に気づき、学習の見通しをもって日本文化のよさを伝える文章を書こうとしている。 |
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