表現を工夫して書こう
手紙や電子メールを書く(3時間)
指導目標 言葉には、相手の行動を促す働きがあることに気づくことができる。(知・技(1)ア)
敬語の働きについて理解し、話や文章の中で使うことができる。(知・技(1)カ)
根拠の適切さを考えて説明や具体例を加えたり、表現の効果を考えて描写したりするなど、自分の考えが伝わる文章になるように工夫することができる。(思・判・表B(1)ウ)
言葉がもつ価値を認識するとともに、読書を生活に役立て、我が国の言語文化を大切にして、思いや考えを伝え合おうとする。(学びに向かう力、人間性等)
社会生活に必要な手紙や電子メールを書くなど、伝えたいことを相手や媒体を考慮して書く。(思・判・表B(2)イ)
「目標」や「学習の見通しをもとう」で本教材のねらいを確認し、学習の見通しをもつ。
授業の導入として、「書くことのミニレッスン」に取り組ませるとよい。
二次元コード「書くことのミニレッスン」
学習活動 1 伝える相手や目的、内容を決める。
2
適切な通信手段を選ぶ。
相手や目的に応じて、手紙とメールのどちらを選ぶか考えさせるとよい。
P288「いろいろな通信文」
3
手紙や電子メールを書く。
それぞれの形式に沿って書く。
自分の思いや用件が伝わるように、効果的な語句や表現を選んで書く。
P110カギ「表現を工夫して思いを伝える
P112「[推敲]表現の効果を考える
P113「言葉2 敬語
P280「『学びのカギ』一覧」(書く)
二次元コード「学びの地図」
相手や目的に応じて敬語を適切に用いたり、思いや用件が的確に伝わるように具体例を入れたりするなど、表現を工夫させるとよい。
4
学習を振り返る。
書いた手紙や電子メールを読み合い、敬語の使い方や表現の工夫について確認し合う。
評価規準

言葉には、相手の行動を促す働きがあることに気づいている。((1)ア)
何かをお願いする文面などにおいて、どのような言葉を選ぶと、相手に引き受けてもらえるかを考えている。
敬語の働きについて理解し、話や文章の中で使っている。((1)カ)
相手や目的に応じて、敬語を適切に使って書いている。




「書くこと」において、根拠の適切さを考えて説明や具体例を加えたり、表現の効果を考えて描写したりするなど、自分の考えが伝わる文章になるように工夫している。(B(1)ウ)
自分の思いや考えが伝わるように、具体的な説明を加えたり、表現の工夫をしたりしている。
自分の考えが伝わる文章になるように積極的に工夫し、学習課題に沿って手紙や電子メールを書こうとしている。