つながる古典/古典名作選
[書く]古典の言葉を引用し、メッセージを贈ろう(1時間)
指導目標 歴史的背景などに注意して古典を読むことを通して、その世界に親しむことができる。(知・技(3)ア)
長く親しまれている言葉や古典の一節を引用するなどして使うことができる。(知・技(3)イ)
文章の種類を選択し、多様な読み手を説得できるように論理の展開などを考えて、文章の構成を工夫することができる。(思・判・表B(1)イ)
言葉がもつ価値を認識するとともに、読書を通して自己を向上させ、我が国の言語文化に関わり、思いや考えを伝え合おうとする。(学びに向かう力、人間性等)
情報を編集して文章にまとめるなど、伝えたいことを整理して書く。(思・判・表B(2)イ)
学習活動 1
P166「つながる古典」を通読する。  
3年間で出会った古典作品のつながりを感じながら、学習を振り返る。
P286「古典近代文学の名作」
年表を基に、作品のジャンルや成立時期、作品どうしのつながりを確認させる。
2
P168「古典名作選」を朗読する。  
気に入ったものがあればノートに書き出す。
他の詩歌や文学作品なども参考にさせるとよい。
P38「学びて時に之を習ふ
P4298144185 「季節のしおり」
P286「古典近代文学の名作」
3
古典の言葉を引用し、メッセージを贈る。  
P170の手順を読み、これまで学習した古典の文章の中から、気に入った言葉や心に響いた言葉、誰かに贈ってみたい言葉を選ぶ。
P4298144185 「季節のしおり」、P168「古典名作選」などを参考にさせてもよい。
どのような状況の、誰に、どのような目的でメッセージを贈るのかを考える。
自分の思いを表現するのにふさわしい文章の種類を選び、選んだ古典の言葉の意味と、伝えたい思いとの関連を意識してまとめる。
4
文章を友達と読み合い、学習を振り返る。  
相手の状況や自分の思いにふさわしい言葉や文章の種類を選択したか、自分の言葉でまとめる。
論理の展開などを考えて、文章の構成を工夫したか、自分の言葉でまとめる。
評価規準

歴史的背景などに注意して古典を読むことを通して、その世界に親しんでいる。((3)ア)  
作者や作品の時代背景を知り、古典の名句名言を朗読している。
長く親しまれている言葉や古典の一節を引用するなどして使っている。((3)イ)
古典の言葉を引用してメッセージを書いている。




「書くこと」において、文章の種類を選択し、多様な読み手を説得できるように論理の展開などを考えて、文章の構成を工夫している。(B(1)イ)
自分の思いを表現するのにふさわしい文章の種類を選び、相手の状況を踏まえて構成を工夫してメッセージを書いている。
長く親しまれている言葉や古典の一節を進んで引用するなどし、今までの学習を生かして朗読したりメッセージを書いたりしようとしている。
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